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一人暮らしの高熱対応(余談:アンパンマンやその他について)

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<医学と心理学(?)>

入院中に病状が良くなっていく上で「医学」と「心理学」が必要だと感じた。

医学  :治療法や薬の選定などは、病院側にお任せするしかない。
心理学 :気持ちを高ぶらせたり保ったりは、自分でコントロールするしかない。

私の場合、
 ・入院前はインフルエンザだと誤診され”自分で何とかしなければ”と独りで苦しみ、
 ・入院前半は付き合っていた人が見舞いに来たものの、心無い言動が原因でその日に別れ、
 ・入院後半は面会NGとなり、
とにかく”孤独感”が半端じゃなかった

自分で気持ちをコントロールする際に、病室で何が自分に必要なのか考えたところ、3つのキーワードにたどり着いた。
 ・安心感 
  一番接する看護士さんに対して”自分の身を任せられる”ほどの信頼感が持てればよかったのだが、素晴らしい看護士さんとそうでない方の差が激しく、結果として安心感は持てなかった。
 ・勇気
  いつ来るかわからない高熱の恐怖感、夜中の悪寒と身体の痛みをどう乗り切るか など、病気と立ち向かう気持ちを保ち続けなければならない。が、いつまで続くかわからない中で気持ちがなえることもあった。
 ・愛情
  電話で会社の上司や同僚・後輩と話す際には、自分の事を本当に気遣ってくれていると思えてうれしかったのですが、付き合っていた人との面会では言動に温かみを全く感じられなかった。(ので別れた)
  →面会当日に”バカ彼女の見舞い”というタイトルのメモ書きを残していた…
   ・(前述のような経緯を必死に説明しても)「酔っ払いみたいな話方だね」(しかめっ面で)
   ・(インフルエンザと言われ誰も呼ばない程気遣いしてるのに)「私うつらないよね?ね?」
   ・(前述の意識障害的な体験を話しても)「意味わかんない、寝ぼけてたんじゃないの?」
   ・(点滴をしながら面会したら)「それ取っちゃだめなの?」 ⇒ここまできたら頭悪い…
   その他過去に何度も聞かされた自分と友達の自給の話をされ、”それ今話すべきことなのか…”と。。
  言動に温かみがない・・・


孤独な中でこのような気持ちを保つのに、「手元に言葉を置いておきたい」と思うようになった。手紙でも本や詩でも良かったと思うが、一番簡単なものが歌の歌詞だった。(もっと基本的な「言葉」は自分の名前なんだろうなぁ。将来子供の名前をつける時には、いつでも振り返られる意味を持たせたいとか思ったり)

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<アンパンマン>

たまたま病室で見たテレビ番組で「アンパンマンの歌詞は深い!」というテーマを取り上げていた。何気なく見てしまったので、改めて会社の後輩に「歌詞を携帯にメールして」と頼んで歌詞を読み返したところ、本当に深くてすばらしいものだった。

言い回しは子供向きだが、内容は大人向きで特に病人だった私には身体に染み渡るような感覚だった。何度も読み直してその都度元気をもらえた気がする。この歳になってアンパンマンに助けてもらうことになるとは…

「アンパンマンのマーチ」

【作詞】やなせたかし
【作曲】三木たかし

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも

 なんのために 生まれて
 なにをして 生きるのか
 こたえられない なんて
 そんなのは いやだ!

 今を生きる ことで
 熱い こころ 燃える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 なにが君の しあわせ
 なにをして よろこぶ
 わからないまま おわる
 そんなのは いやだ!

 忘れないで 夢を
 こぼさないで 涙
 だから 君は とぶんだ
 どこまでも

 そうだ おそれないで
 みんなのために
 愛と 勇気だけが ともだちさ
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 時は はやく すぎる
 光る 星は 消える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ どんな敵が あいてでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため


歌詞の中に「愛と 勇気だけが ともだちさ」というフレーズがあるが、初めて聞いた時(健康な時)は単純に「友達少な!」と思った。

しかし、前述の”孤独な病人”として自分に必要なものとしてたどり着いたのは、「安心感」「勇気」「愛情」の3つ。
「安心感」は”病人”だから必要なものなので、残る「勇気」と「愛情」は”孤独”だから必要なもの

アンパンマンの歌詞と一致した… 

「愛」と「勇気」だけがあればよいと思えるのは”孤独”を感じた時だから、
アンパンマンはきっと自分が感じたような物凄い孤独を感じているのだろう… 

アニメの30分間は子供のヒーローを演じているが、それ以外の時間では「何でこんな仕事(?)しているのだろうか」とか「自分の存在意義」とかに悩みながらお酒に逃げたり、物に当り散らしたりしているんだろうなぁ。もしアニメを見ることがあったら、そんな見方をしてしまいそうだ。

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<私が思う”良い医師”>

難しい話をしてこない 難しい知識を持っているのはただの医学を勉強した人。医師はそれを噛み砕いてわかりやすく患者に伝える役割がある。私がかかった医師は、私が39度でもうろうとしている状態で、アメリカの論文を英語で見せてきたり、難しいままの情報を伝えてきた。

話をちゃんと聞いてくれる
 他の患者が並ぶと1人当たりに時間をかけられないのはある程度仕方ないと思うが、私がかかった医師は、あからさまに早く終わらせようとしてきた。空いている時間帯があるのなら、その時に行くのがよいかもしれない。

指示が曖昧でない
 指示が曖昧だと患者は対処を誤る可能性が高くなる。何をすべきかを具体的に指示してほしい。私がかかった医師は、「ジュースを飲みなさい」と言われたので「100%とかですか?」と質問したら呆れた感じになって「ナトリウムがどうたら」しまいには「あなた理系ですか?」と言ってきた。


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<父の言葉>

父が今の自分と同じような年齢の頃、”強いストレス”と”心臓の動悸”で病に伏していたらしい。

色々と検査を行った後、医者に「今のあなたは私より強い心臓だ」と言われ、「何をこのヤブ医者め、この苦しみが何故わからない!?」と思ったそうだ。

病院にかからなくなった後も”強いストレス”がなくなるまでは「会社なんかどうでもいい」と開き直り、しばらく旅行したりテニスしたりしていたらしい。

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自分の身体は、最後は自分で判断してコントロールするしかない という助言だ。

病気中に頑張ったり、仕事の心配をすると、結果的に長引いたり悪化したりする。
この話はすごく伝わってきたし、普段こんな会話することがなかったので、とても新鮮だった…

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